バリアフリーな生活

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Consideration

気配り

まちで障がいをもつ人が困っているのを見かけたら、みなさんはどうしますか?見ないふりをして通りすぎますか?黙って手伝いますか?それとも、ひと声かけてから手伝うでしょうか?ここでは、気配りの面から、バリアフリーについて考えていくことにしましょう。

心のバリアフリーって?

【バリアフリーとは?】のページで、「物理的バリア」「制度のバリア」「文化・情報のバリア」「意識のバリア」の4つのバリアを紹介しています。その中の「意識のバリア」を取り除くことが心のバリアフリーにつながります。また、心のバリアフリーはソフト面のバリアフリーともいい、物理的な設備や機械のことではなく、コミュニケーションや気配りのことになります。日本でもハード面のバリアフリーはわりと進んでいますが、ソフト面はまだこれからの新しいテーマとも言えるでしょう。

私たちにできること

心のバリアフリーが当たり前のことになるには、どうすればいいのでしょう?何も特別なことをする必要はありません。私たちが守らなければならないマナーやエチケットをしっかり守ればいいのです。

マナー

1.道路や点字ブロックの上に荷物を置かないようにしましょう。また、狭い道路にお店の看板などを出すのも、できるだけ控えましょう。
2.通行人のジャマにならない場所に、車や自転車をとめましょう。
3.車椅子優先駐車場に、車をとめないようにしましょう。
4.仕事中の盲導犬や介助犬に声をかけないようにしましょう。

エチケット

車椅子を押している女性

まちで困っている様子の人を見かけたら、遠慮しないで「お手伝いしましょうか」と声をかけましょう。「せっかく話しかけたのに、断られたらイヤだな…」と思う人がいるかもしれませんが、断られてもそれはそれでいいのです。「話しかけないほうが良かったかなぁ」なんて思わず、次にまたそういう人に会ったら、声をかけてください。障がいのあるなしに関係なく、困っている人がいたら手伝う…これは、多くの人がともに生活する社会でのエチケットではないでしょうか。

心のバリアをなくすためには?

笑顔の男性

日本でも、心のバリアフリーの取り組みが少しずつ行われています。車椅子を使っている私自身がいつも思うことは、心のバリアフリーで設備などのバリアが解消されるということ。たとえば、少しの段差がジャマして店内に入れないとき、お店の人が手を貸してくれることで、無事に入店できた…というようなことが何度もあります。

一方、海外では多くの人が障がいを個性ととらえているため、障がいをもつ人とそうでない人との間にバリアがありません。特別視をしたりすることはありませんが、困っている人がいれば積極的に声をかけて手伝います。私も海外に滞在した経験がありますが、友人・知人はもちろん、道行く見知らぬ人に何度となく助けられました。それも、さりげなく…。そのさりげなさが、とても嬉しかったことを覚えています。こうして、いくつものバリアを解消しながら過ごすことができました。

一人ひとりの理解と少しの勇気が、さりげなく手伝う気配りを生み出していくでしょう。そんな人が増えれば増えるほど、日本でも心のバリアフリーがもっと広がっていくにちがいありません。

障がい者自身も心をバリアフリーに

まわりの人ばかりに求めていても、心のバリアフリーが広がっていきません。障がいをもつ人自身も、心のバリアを取り払う必要があります。声をかけてくれるのを待つだけでなく、自分からも話しかけていくようにしましょう。どう手伝ってほしいのか、自分でできることなのかをちゃんと伝えましょう。ときには「大丈夫です」と言っているのにもかかわらず、「いいから!」と言ってくれる人もいます。遠慮していると思われるのかもしれないですが、訓練中などで本当に助けがいらないなら、その旨を伝えて断ります。気持ちを正直に伝えることが大事です。


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