

最近ではバリアフリーがどんどん広がり、さまざまなメーカーからバリアフリーの「便利グッズ」が発売されています。それも、おしゃれなデザインのものが増えています。ここでは福祉用具も含めた「便利グッズ」を紹介しましょう。こうした「便利グッズ」をうまく取り入れて、バリアフリーな生活を送りたいものですね。
福祉用具は、障がいのある人や高齢者向けのもので、低下した体の機能や障がいをおぎない、自立をうながす道具です。また、デザイン面でもさまざまな工夫がなされ、使いやすいものがたくさん出ています。ちなみに、車椅子については【身近なバリアフリー】のページを参考にしてください。
移動のための福祉用具
外出はむずかしいとあきらめていた人でも、福祉用具を使って気軽に外出できるようになれば、いろんなことにチャレンジすることができます。
杖
杖は、何の支えもなく歩くことがむずかしいけれど、少し支えがあれば歩ける人向けの道具です。杖にもさまざまな種類があり、その種類によって形が変わってきます。
歩行器
歩行器は杖と同じように、歩くことをサポートするための道具です。杖を使う前の訓練にもよく使われます。いろんな種類があり、その人の状態に合わせて選ぶことが大切です。
スロープ
バリアフリーな空間づくりのために、スロープは欠かせないものと言っていいでしょう。比較的小さな段差をなくし、ゆるやかな坂に変えるもので、とくに車椅子の利用者にとっては必要です。
段差解消機
段差解消機は、わりと大きな段差をなくすためのものです。車椅子使用者などの自立移動を助けてくれます。介助者が操作するタイプと本人が操作できるタイプなど、さまざまな種類があります。
生活のための福祉用具
生活動作を助けるための福祉用具を見てみましょう。これらを生活にどうやって取り入れていくのかが、バリアフリー実現のカギとなります。
特殊寝台
特殊寝台は「介護用ベッド」ともいい、背上げ、ひざ上げ、高さ調節などの機能がついています。寝返りや起き上がり、立ち上がりがむずかしい人が使います。
スライディングボード
スライディングボードは、すべりやすい素材でできた長方形のボードです。ベッドから車椅子へ移るときなどに使います。
床ずれ防止用具
床ずれ防止用具には、エアマットやウレタンマット、ウォーターマット、ゲル状のもの、医療用のムートンなどがあります。どれも体にかかる負担を減らす機能をもっています。
便座
便座部分が電動で持ち上がる立ち上がり補助便座や、高さをおぎなって立ち上がりをラクにする補高便座などがあります。ふつうの洋式便座は使いにくいという人が使います。
入浴用具
入浴用具は、在位の保持やバスタブへの出入りなど、入浴動作を安全に行うための道具です。背もたれやひじかけ付きの入浴用イスやシャワー用車椅子、バスタブのふちに置くバスボードなどがあり、自力では入浴動作がむずかしい人が使います。
コミュニケーションのための福祉用具
使い手の状態によって、いくつかの道具を組み合わせて使うといいでしょう。福祉用具だけを使っても不十分な場合があります。
目が不自由な場合
点字や弱視用のメガネ、拡大読書機のほか、文字を聴覚情報や触覚情報に変換できる機会などがあります。
耳が不自由な場合
代表的な福祉用具に、補聴器があります。また、今は携帯メールなどを福祉用具代わりに使うことができます。
しゃべれない場合
五十音の文字盤を使うほか、トーキングエイド(携帯用会話補助装置)があります。これは、文字盤に文字表示と音声機能がついているものです。
次は、バリアフリーの「便利グッズ」というより、ユニバーサルデザイン・グッズとよべるものを見てみましょう。
音声操作リモコン
その名のとおり、声でテレビのリモコンを操作することができます。あらかじめ声を録音しておくことで、電源ON・OFF、チャンネル切り替え、音量調節が可能です。テレビアニメの人気キャラクターをモチーフにしているリモコンが人気です!
手のひらでにぎる筆記用具
手のひら全体で持つようになっています。握力の弱い人でも少しの力で簡単ににぎることができます。また、デザインもかわいいものが多く、インテリアとしてもピッタリですよ。
ドリンクオープナー
ペットボトルのふたや、缶のプルトップが開かないときに便利なのが、ドリンクオープナー。ミゾや出っ張り部分にふたをはめたり、プルトップを引っかけたりして開けます。ツメを長く伸ばしている人にもおすすめです。
回転クッション
座面部分がクルッと回転するクッションです。クッションが回転することで、とくに車への乗り降りがしやすくなります。また、腰への負担も軽くします。






