バリアフリーな生活

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The United States

アメリカ

バリアフリーが進んでいる国の一つとして、まずアメリカが挙げられます。道が平らで段差もなく、障がい者や高齢者なども気軽に外に出かけることができます。そんな、だれもが自由にまちに出かけることができるアメリカのバリアフリー設備は、どのようなものなのでしょう?

アメリカのバリアフリーの歴史

【バリアフリーの歴史】のページでも紹介しているように、1990年にアメリカで「ADA(障がいをもつアメリカ人法)」という法律ができました。これは、障がい者の社会参加と環境整備をうながすためのもので、この法律ができてからアメリカでも本格的にバリアフリー化が進み始めたのです。1960年代頃から、人種や性別、国籍に関してさまざまな運動が行われ、バリアフリーについて人々が少しずつ考えるようになりました。それが、やがて障がい者の権利運動に発展していきました。こうして、いろんな法律ができ、まちや建物の進められて、今にいたります。ですが、いくら法律を定めて、バリアフリー化しても、すべての人に対応するのは簡単なことではありません。足りない部分は、心のバリアフリーでカバーしています。人々の意識の高さが、バリアフリー促進のきっかけになっているといえます。

バリアフリーの現状

一口にアメリカといっても大きな国なので、地域によってバリアフリー対応にも少しの違いはありますが、さまざまな場所でバリアフリーが見てとれます。

道路

街並み

街中の歩道はしっかり整備されていて平らになっていますし、カーブカットもなめらかです。また、道幅も広くて自転車も専用のレーンを走るので、日本のように歩道で歩行者とすれ違うこともなく、お互いに安心して通行できます。

駐車場

大型のスーパーマーケットなどは、十分な広さの障がい者用駐車スペースが、建物の入り口に一番近い所に確保されています。障がい者用ナンバープレートをつけた車だけが駐車OKになっていて、それ以外の車を止めた場合には違反になります。駐車場によっては、妊婦さんやベビーカーを押した人用の駐車スペースがあることもあります。

お店

お店の出入り口などは段差がなく、通路も広くなっています。歩くのがむずかしい人向けの電動カー付きショッピングカートが置いてあるお店もあります。

トイレ

トイレ

日本のように多目的トイレだけが一般のトイレよりも少しはなれた場所にあるのではなく、いくつかあるトイレの一つが必ず、多目的トイレになっています。トイレ内はシンプルな設備ですが、車椅子などでも使えるトイレを探して歩く必要がありません。

学校

日本では、「受け入れた経験がない」とか「設備がととのっていない」、「何か問題が起きたらこまる」などの理由で障がい児(者)を受け入れない学校がまだたくさんあります。しかたなく、在宅で通信教育を受ける子どももいます私自身も、今まで受け入れたことがないのを理由に希望していた学校への受験をことわられたことがあります。一方、アメリカの学校では基本的に障がいのある子どもとない子どもが一緒に学ぶ教育システムになっています。そのため、多くの学校がバリアフリー対応しています。また、大学でも車椅子の学生のための学内移動サービスがあったり、設備そのものも使いやすくなっています。

観光地

野球場

観光地などは車椅子の人が優先されて、バスなどほとんどの乗り物にはリフトがついているため、旅行客も交通機関での移動がラクにできます。野球場や映画館なども、ごく当たり前にバリアフリー設備がととのっています。日本だと観光地でも、たとえば車椅子なら行くことをあきらめるしかない場所も多いですが、アメリカでは自分の障がいなどを理由に行きたい場所に行けないというようなことも少ないです。また、観光地だけでなく、ホテルなどもバリアフリーなので、どんな障がいをもっていても、高齢者でも思いっきり旅行を楽しめますよ。


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