バリアフリーな生活

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Accommodations

宿泊施設

障がい者が旅行をするときに利用する宿泊施設は、どれだけバリアフリー対応になっているでしょうか。今はバリアフリールームが用意されている宿泊施設もあり、便利さも増してきていますが、宿泊施設のタイプによっては、障がい者が泊まれないところもあります。ここでは、車椅子対応を中心にした宿泊施設のバリアフリーについて紹介します。

宿泊施設のバリアフリー・ポイント

まずは、泊まるとき宿泊施設に確認するポイントを見ていきましょう。大きく分けて、この3つのポイントが整備されていれば、“バリアフリー対応の宿泊施設”といえます。

客室

出入り口の幅は80cm以上で、車椅子の人が簡単に開閉して通れること。 室内は車椅子でも浴室、トイレ、洗面所、ベッドなどへ自由に移動できるよう、十分な広さがあること。 洗面台の下にはひざ入れスペースがあって、車椅子のままで使えること。 浴室にはシャワーがあって、バスタブで手すりがついていること。

トイレ

出入り口の幅は80センチ以上で、ドアも車椅子の人が簡単に開閉できて、段差をつけないこと。 十分な床面積で、なおかつ腰掛け便座、手すり、手洗い器、平面鏡、緊急通報装置などがついていること。

施設内・外

建物出入り口の幅は90センチ以上で、ドアは自動開閉または車椅子の人が簡単に開閉できるもの、さらにその前後に高い段差がないこと。 廊下の幅は180センチ以上であること。 客室の入り口の幅は80センチ以上であること。

ホテル

トイレ

一般のホテルでは、バリアフリールームがあるところも増えています。そういう客室は、一般の客室よりも車椅子で動きやすいように、広めに作られています。とても使いやすくなってはいるのですが、もともとの部屋数が少なく、宿泊料金も高めに設定されていて、気軽に泊まれる部屋とは言いにくいかもしれませんね。新しいホテルなら、専用の部屋でなくても、出入り口や部屋の広さなどの点は車椅子でも大丈夫でしょう。また、ホテルスタッフがホームヘルパーなどの資格をもっている場合もあるので、手伝ってもらうのも一つの方法です。ただトイレに関しては客室内に専用トイレがない場合もあって、多目的トイレのある階まで移動しなければならないことも…。なので、あらかじめ確認することをおすすめします。

旅館

和室

ホテルと違って、旅館ははじめからバリアフリーのことを考えていないことが多いかもしれません。私自身も旅館といえば、階段が多くて客室も和室…という印象があります。なかには、全室和室なのにもかかわらず、ロビーに多目的トイレがあるだけで、“バリアフリー対応の旅館”となっていることも少なくありません。けれど、それだけでは旅館に泊まることができない人もいます。そのため、最初から障がい者(とくに車椅子の人)は宿泊先に旅館を選ばないことも多いのではないでしょうか。あきらめてしまうのではなく、スタッフ対応の良さそうな旅館などを選び、泊まってみるのもいい経験になると思います。もちろん、ホテルと同じようにバリアフリーの客室が用意されている旅館もあります。

公共の宿

バリアフリールームに低料金で泊まれる公共の宿泊施設なら、障がい者も気軽に利用できます。公共の宿は、うれしいことにバリアフリー対応になっているところが多いですね。客室だけでなく、浴室も障がい者向けに作られていて、貸切の家族風呂などもあったりします。また、こういった公共の宿を、一般のホテルや旅館に泊まるための練習場所にするのもいいでしょう。全国各地にあるので、探しやすさも魅力的ですね。リーズナブルな料金で障がい者にも使いやすい設計になっている公共の宿…一度利用してみてはいかがでしょうか。どのタイプの宿泊施設もそうですが、私たちが泊まっていろんな経験をすることで、バリアフリー対応の宿が増えていくでしょう。


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